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『ノーサイド・ゲーム/池井戸潤』を読みました。

ノーサイド・ゲーム


内容(「BOOK」データベースより)
未来につながる、パスがある。大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。巨額の赤字を垂れ流していた。アストロズを再生せよ―。ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。


時間は、あっという間に過ぎていくものですね。
5か月ぶりに書いている。

数冊購入して読みかけのものもあるんだけれど、
諸事情により「ノーサイド・ゲーム」を先に読み終えました。

22年間と長きにわたり本社の社員として勤務してきた
君島が横浜工場へと異動させられた。

そんな場面から始まります。
テレビドラマだと府中でしたね。

横浜工場でいかにラグビーチームを強くし、
採算のとれる体制にしていくか。
一方で大型買収案件に関わる不正をいかにして
暴いていくかの2本がストーリーの柱となっています。

内容は全く違いますが数年前に読んだ
「ようこそ、わが家へ」もそんな感じだったような気がします。

本作においては面白くないはずはありません。
ラグビーチームが強くなっていく過程に
試合風景ではルールを知らなくても手に汗握る展開。
買収案件での裏切り者を成敗⁉ 
等々・・・。

だが、若干展開の異なるテレビドラマも観ているから、
これを書いていて本とテレビ、どっち側の内容だったけと
わからなくなってきたところがある・・・。

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『世界から猫が消えたなら/川村元気』を読みました。

世界から猫が消えたなら (小学館文庫)

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内容(「BOOK」データベースより)
郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙な取引を持ちかけてきた。僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化!

映画化もされるほどだからと結構期待して読んだけどね・・・。
あんまりディスるのは好きじゃないんだけど。

ほら、悲しいでしょ。

ほら、ここで泣けるでしょ。

っていうのが丸見え。

2013年本屋大賞ノミネート作品。
作者が映画なのかテレビなのか、その業界で有名な人らしいから、
ウラで何か動いたのじゃなかろうかと勘ぐってしまいます。

急に泣ける本が読みたくなって読んだのにな~。

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『パラレルワールド・ラブストーリー/東野圭吾』を読みました。

パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)

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内容(「BOOK」データベースより)
親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。「本当の過去」を取り戻すため、「記憶」と「真実」のはざまを辿る敦賀崇史。錯綜する世界の向こうに潜む闇、一つの疑問が、さらなる謎を生む。精緻な伏線、意表をつく展開、ついに解き明かされる驚愕の真実とは!?傑作長編ミステリー。

中学時代からの親友の彼女に
好意を持ってしまったことからの三角関係。

そして3人の研究するバーチャル・リアリティが
大きな鍵となってきます。

少々SFチックというか近未来的な内容となっていました。

それにしても主人公の崇史が身勝手なんだよね。
もう、どうにも止まらない。
ということなんだろうけど理性がなさすぎ!

気持ちが揺れるんだろうけど麻由子も優柔不断。

崇史の親友であり麻由子の一応、彼氏の智彦が一番純粋。
純粋であるがゆえに切ない・・・。

なんだかんだいっても内容に
引き込まれて2日間で読み終えてしまった。

そうそう、映画化もされるようですね。

東野圭吾を読んだ後でその本を
ネットで検索するともうすぐ映画公開って
何回かあったような気がする。
もしくは以前に映画化されていたなんて。

個人的には何年か前に読んだ
「パラドックス13」を映画化して欲しいですね。

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『クリーピー/前川裕』

クリーピー (光文社文庫)

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内容(「BOOK」データベースより)
大学で犯罪心理学を教える高倉は、妻と二人、一戸建てに暮らす。ある日、刑事・野上から一家失踪事件の分析を依頼されたのを契機として、周囲で事件が頻発する。野上の失踪、学生同士のトラブル、出火した向かいの家の焼死体。だがそれらも、本当の恐怖の発端でしかなかった。「奇妙な隣人」への疑惑と不安が押し寄せる、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

初読みの作家さんです。
以前に映画化されていたのでずっと気になっていました。

クリーピー(Creepy)って
むずむずする、身の毛のよだつような、はい回る、のろのろ動く
という意味のようです。

まさしくその通り!

会えば普通に挨拶する隣の家の旦那だったはずが、
むずむずしてきます。

その家族や近所の火事。
主人公の大学教授の教え子や中学時代の同級生等々。

それからの意外な驚きの展開から目が離せなくなりました。

もう一つ驚いた事が・・・。

前回読んだ本が8月?
ってことは5か月の間に読んだ本がたったの1冊?

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『双生児/折原一』を読みました。

双生児 (ハヤカワ・ミステリワールド)

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内容(「BOOK」データベースより)
安奈は、自分にそっくりな女性を町で見かけた。それが奇怪な出来事の始まりだった。後日、探し人のチラシが届き、そこには安奈と瓜二つの顔が描かれていた。掲載の電話番号にかけるとつながったのは…さつきは養護施設で育ち、謎の援助者“足長仮面”のおかげで今まで暮らしてきた。突如、施設に不穏なチラシが届く。そこにはさつきと瓜二つの女性の願が描かれていて…“双生児ダーク・サスペンス”。

相変わらず読みずらい。

視点がちょいちょい変わり、時代背景も行ったり来たり。
ゴチャゴチャしまくり。

わかってはいても不思議な事ではあるが、
妙に折原作品を読みたくなってしまう時期がくる。

今回は、

えーっ!そうだったの

っていうよりかは、
読み終えた後でジワジワきた。

オチの何とも言えない不気味さもそうですが、
叙述トリック?も本を閉じた後で
あ~そういうことだったかって感じ。

新刊もいつの間にか出版されているようですが、
次の読みたくなる時期までのお楽しみにとっておきます。

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