『ノーサイド・ゲーム/池井戸潤』を読みました。
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未来につながる、パスがある。大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。巨額の赤字を垂れ流していた。アストロズを再生せよ―。ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。
時間は、あっという間に過ぎていくものですね。
5か月ぶりに書いている。
数冊購入して読みかけのものもあるんだけれど、
諸事情により「ノーサイド・ゲーム」を先に読み終えました。
22年間と長きにわたり本社の社員として勤務してきた
君島が横浜工場へと異動させられた。
そんな場面から始まります。
テレビドラマだと府中でしたね。
横浜工場でいかにラグビーチームを強くし、
採算のとれる体制にしていくか。
一方で大型買収案件に関わる不正をいかにして
暴いていくかの2本がストーリーの柱となっています。
内容は全く違いますが数年前に読んだ
「ようこそ、わが家へ」もそんな感じだったような気がします。
本作においては面白くないはずはありません。
ラグビーチームが強くなっていく過程に
試合風景ではルールを知らなくても手に汗握る展開。
買収案件での裏切り者を成敗⁉
等々・・・。
だが、若干展開の異なるテレビドラマも観ているから、
これを書いていて本とテレビ、どっち側の内容だったけと
わからなくなってきたところがある・・・。
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